2-01.トラブルを防ぐ「起こし絵」のつくり方
住宅つくりでは、ときとして思わぬトラブルが起こることもあります。
そのひとつが、施主と依頼先のイメージの違いによるトラブルです。
「間取り図と実際がまったく違う…」ということにならないように、「起こし絵」を利用してトラブルを未然に防ぎましょう。
「起こし絵」というのは、間取り図に厚紙などで立体的な構成を施したものをいいます。
昔から茶室などをつくるときによく用いられ、平面図である間取り図から立体的なイメージを見るための方法です。
設計図面の平面図や断面図だけでは分からない間取りのイメージが掴め、勘違いなどによるトラブルを防ぐ効果があります。
次に、「起こし絵」の作り方をご紹介しましょう。
設計図面に展開図がついている場合は、それをコピーして切り抜き、組み立ててノリなどで貼っていきます。
もし展開図がない場合は、平面図から展開図を作成して同じように立体的に組み立てます。
組み立てた展開図を平面図のうえに貼り付ければ完成です。
展開図は平面図と同じ縮尺でつくり、ドアや窓なども同じ縮尺で書きこみます。
ドアや引き戸部分は切り込みをいれて開くようにすると、さらにイメージが掴みやすいでしょう。
「起こし絵」をつくると、平面図からは分かりにくい間取りの具体的なイメージを知ることができ、トラブル防止だけでなく家具の配置計画などにも役立ちます。
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